しいのみ生活

自律神経失調症、休職中脱却その後。

死んでたまるか!

私には猫の相棒がいます。もう20歳になります。 一年半前から闘病中で、告知余命をとうに越しました。 先生曰く奇跡の子だと。。

私にはとても大切な相棒です。 私の共にいた20年間を支えてくれました。 苦楽を共に過ごしてきたのです。 その相棒が、辛い体を酷使しながら、懸命に生きようとしています。

壮絶な闘病の日々もありました。何度峠を越えたかわかりません。老猫なので、できる治療も限られています。過度な治療も選択しませんでした。

本当に辛そうな時、 「もういいから。もういいから。」 何度も何度も話しかけました。 それでも、必死で今の体に留まろうとしてくれていました。 そして、今も懸命に生きようとしています。

この一年半で、相棒に身をもって教えられたことがあります。 

死んでたまるか!

【一生懸命生きる】 体を使い切って、生きるということ。 自分のために生きるということ。

私はいつ死んでも良いと思っていました。 【一生懸命生きる】 ということをしてこなかったんです。

【一生懸命生きる】 それを、歩くこともままならなくなった相棒は、力強く私に残してくれてます。

何もない人生でも、人より劣っていても、とりあえず、命を使い尽くす。 【一生懸命生きる】

相棒が、人生の師匠になりました。 たぶん一生。。私の師匠です。