しいのみ生活

自律神経失調症、休職中脱却その後。

もう一つの病気

もう一つ私は病気を持っています。

掌蹠膿疱症 WIKI参照

40代以降に好発する。膿疱の好発部位は母指球部と小指球部、土踏まずと踵で痒みを伴う。悪化すると日常生活に支障を来すほどの痛みを生じる[3]

  • 手掌・足底に多数の膿疱が両側に急に出現し、しばらくするとガサガサになる。こういった経過が寛解、増悪を繰り返す。
  • 約10%に胸肋鎖骨関節、脊椎関節炎を併発する。
  • 特に胸肋鎖骨間骨化症を合併することが多く[4]、その場合は、上胸部の疼痛や運動制限が見られる。

参考にこちらを。。(WEB参照)

 

f:id:mkmk77:20171111190544p:plain 「掌蹠膿疱症」の画像検索結果

 

『原因と言われるものを除去する。』

というのが、根本的な治療になるのですが、まあ、お金がかかる。

 

まず、炎症が起きている個所の除去。扁桃腺をとったりなど。

金属アレルギーが原因と考えられており、銀歯や、歯に使われている金属の除去

これは必須とされています。

そこまでにたどり着く前に、炎症を抑えるために抗生物質の服用や、皮膚組織のターンオーバーを正常にするため、ビオチンの服用などもあります。

要は、1つのアプローチで治るものではないものなんです。

最悪、すべての処置をしても治らないてことも半数ほどの割合であるそうです。

結局わかってないんやん??

 

治療費などを考えると、あきらめざるを得ませんでした。

歯の治療なんて調べるととんでもなくお金がかかります。

しかも、体質遺伝なのか、祖母、母の3代ともに掌蹠膿疱症でした。

祖母は治ったそうですが、母は今も治っていません。

発症したのは32歳のころ、介護職をしていました。

退職をせざるをえませんでした。

その時の状況というと。

掌蹠膿疱症って、膿胞(水ぶくれの膿バージョン)が無数にできるのですが,

できた膿胞が治らないうちにその下にまた膿胞ができて、まるで手の中で沸騰しているみたいな感じ。

痛くてしょうがないので、ワセリンを皮膚代わりに分厚く塗り、その上にガーゼ代わりの手袋をする、これが郵つの対処方法。

そこまでひどくなった原因は、ステロイドの間違った使用方法と、介護職のため頻繁に使う手洗い用のきつい洗剤、まめな手洗い、アルコールでした。

(通常の生活ではここまではなりませんので、掌蹠膿疱症の方、ご安心を。。)

地獄でした。

一番地獄なのが、お風呂。

シャンプー、体を洗うのができないんです。

ワセリンをたくさん塗って、ビニール手袋付けて、ほんと指先でゆっくり洗っていく。

そんな毎日でした。

そんな時に通ったアレルギー科の先生のおかげで、何とか皮膚がなくなるような状態からは脱出できましたが。。

 

その先から、得意としていた、介護、飲食業はできなくなり、自分にできる仕事を探す毎日で、途方に暮れていました。

 

掌蹠膿疱症はアレルギーの一種なので、完治するといわれていますが、なかなか治らないのが現状です。

今も、手を出すのはとても恥ずかしいです。

 

これが治れば、きっと本来の自分に戻れるような気もします。

あきらめた介護にも戻れる。飲食関係の仕事もできる。

 

治療法が確立されることを願います。